矯正歯科

開始時期は
人それぞれ異なります。

矯正歯科のパンフレットでは、長年の治療経験にもとづき歯ならびと治療開始年齢について解説されていますが、治療開始年齢は多少前後することもありますし、成人の方も矯正治療は可能です。
歯並びについて少しでも気になることは、当院の矯正医の先生にぜひ相談なさってください。

相談から治療まで

治療期間は虫歯の治療と違い、少なくとも1~2年はかかります。
通院は月に1回程度ですから忘れずに通い、早く治しましょう。

STEP1相談

まず、レントゲンなどによる十分な診断を行い、治療の計画についての説明を受けます。

STEP2精密検査

レントゲン写真、歯の模型制作、口の写真撮影を行います。

STEP3治療開始

検査結果、治療方針(歯を抜くかどうか等)、治療期間、治療費用
のご説明をいたします。その後治療開始となります。

矯正治療例

うけ口(反対咬合)

小学校入学頃になると、大人の前歯が生えてきます。
この時期に普通とは反対に、下の前歯が前に生えてくることがあります。
このままにしておくと、前歯がぐらついたり、下あごが成長しすぎて顔の変形が起こることもありますので、なるべく早めに治療するのがよいでしょう。

うけ口(反対咬合)
出っ歯(上顎前突)

前歯が生えてしばらくすると、上の歯が目立つことに気がつくことがあります。
ボールをぶつけて歯が折れることや、唇を切ることもあります。放っておくと、前歯がもっと前に出ることもあります。
矯正治療を行うと前歯が下がり、口元もきれいになります。

出っ歯(上顎前突)
開咬

奥歯は咬んでいても、前歯が咬み合わず、開いていることがあります。
食べ物が咬みきれなかったり、発音で息がもれることもあります。
これは指しゃぶり、舌を出す癖、口で呼吸する癖なども原因となります。

開咬
八重歯

小学校高学年から中学生にかけて、大人の奥歯が生えてきます。
この頃歯並びが凹凸になったり、犬歯が飛び出したりすることもあります。
笑うと歯が降りてこないこともありますし、何よりも虫歯、歯周病になりやすいです。
また、歯肉が腫れたり口臭の原因にもなりますので、早く治療するのがよいでしょう。

八重歯
歯周矯正

30才から40才にかけて歯周病にかかりはじめ、さらに、成人の80%が歯周病だという統計もあります。
歯周病はプラークはもちろん、免疫力の低下(老化)なども大きな原因ですが、歯並びの悪いことも原因の一つとなります。
その様な場合、歯周病の処置と同時に矯正治療を行う必要があります。

歯周矯正